連載
不入山の四季
豊かな自然と不思議な歴史が残る山。春、夏、秋、冬、不入山とその麓を歩きます。
27記事
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不入山の四季
豊かな自然と不思議な歴史が残る山。春、夏、秋、冬、不入山とその麓を歩きます。
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Vol.27
いらずは、ごとごと―不入山 冬のうた(8=終)
四万十川になる一滴が落ちる「源水点」。雪どけのしずくが弾んだ(津野町の不入山) 3月1日。不入山(津野町)の船戸林道登山口の気温は6度。湿気が春らしい。風は穏やかで静か。 ♪ヒーピーピチョイピチュルチ...
Vol.26
「サンパチ」の記憶―不入山 冬のうた(7)
いらずの山の中に残る森林鉄道の軌道跡。レールはない(津野町芳生野丙) 津野町・郷地区の不入渓谷より700メートルほど上流。足川に橋のようなものが渡っている。波打った横木に雪が積もっていた。森林鉄道跡。...
Vol.25
ふすぼる岩屋―不入山 冬のうた(6)
不入山山腹のふすぼり岩屋。十分雨をしのげる(写真はいずれも津野町芳生野丙) 昨年の年の瀬。海側は晴れなのに北側の山々には冷たい雨が降る「北山しぐれ」の日だった。 地元森林組合の大地勝義さん(76)に、...
Vol.24
民の霊峰―不入山 冬のうた(5)
不入山頂上のほこら。ここから見える石鎚山をまつる(津野町の不入山) 「一三三六(ひとみみむ)不入の麓の絶海坊」。不入山(津野町)の標高は麓の船戸地区で生まれた高僧・絶海の誕生年と同じ数字。「どっちか覚...
Vol.23
追合様の滝―不入山 冬のうた(4)
木々と雪に包まれる追合の滝(津野町船戸) 寒波でこんこんと雪が降る日は、山登りを諦めた。不入山(津野町)源流点登山口より1キロほど下の「追合(おいあい)の滝」。木々と雪に守られて、静かに落ちていた。 ...
Vol.22
冬芽の防寒対策―不入山 冬のうた(3)
雪を抱えるシロダモの冬芽。寒くない?(津野町の不入山) 下山後。さあ雪で冷えた足先をお風呂で温め、熱々のごはんとお酒を…と人間は考える。対して、木々はけなげなのだ。 不入山(津野町)の北尾根ではドウダ...
Vol.21
冒険のごほうび―不入山 冬のうた(2)
2025年の初日の出(津野町の不入山) いらずの頂上からは、太平洋が室戸岬まで見渡せる。2025年の初日の出を目指した。 行きは真っ暗な中、登山道を歩くことになる。クマにはここらでは会わない。ただ、「...
Vol.20
六花咲く森―不入山 冬のうた(1)
朝日が差す不入山(津野町烏出川) 2月初旬、寒波の翌日。真っ白な不入山(津野町)が、朝日で桃色に染まった。雪晴れだ。 積雪のため、登山口よりずっと手前で車を止める。ふかふかの雪に靴跡がある。残念、一番...
Vol.19
またね、幸運の鳥―不入山 秋えまき(6=終)
11月上旬、色づくブナの巨木(写真はいずれも津野町の不入山) 「昨日まで赤かったに」。麓の人が驚いた。11月下旬、不入山に風が強く吹いた夜があった。遅れてやってきた秋が、もう去ろうとしている。 明るい...
Vol.18
葉っぱの戦略―不入山 秋えまき(5)
コミネカエデ 秋は人が一番、葉っぱに視線を注ぐ季節かも。主役はカエデ類か。見るほどに考えてしまう。なぜこんなに込み入った形なの? 不入山では色とりどり、多種多様な落ち葉に出合う。フォーク形のシロモジに...
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1ヶ月
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高知道ではねられ歩行中の男性死亡 香美市
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木材の搬出中、63歳男性死亡 大川村の山中