2026.03.08 15:40
首相の国会答弁、4割超減 衆院選圧勝で自民が主導権

衆院予算委で答弁する高市早苗首相=2026年3月3日
高市早苗首相の国会答弁の回数が大幅に減っている。3日までの衆院予算委員会の基本的質疑(3日間)では、昨年の臨時国会と比べ4割以上減少。衆院選圧勝により自民党が予算委員長ポストを奪還し、議事運営の主導権を取り戻したことが影響した。閣僚もサポートに回るが、質疑で首相の言質を取りたい野党からは批判の声が上がる。
特別国会で初となる2月27日、3月2、3日の基本的質疑における首相の答弁回数は177回で、首相と閣僚の答弁全体に占める割合は44%にとどまった。少数与党だった昨年11月、臨時国会初の基本的質疑では、3日間で316回と全体の77%を占めていた。
臨時国会では、予算委員長だった立憲民主党(当時)の枝野幸男氏が野党側の求めに応じて首相を指名するケースが多かった。こうした差配に、首相が「閣僚がいくら手を挙げても私にばかり当たる」と不満をためたことが、今年1月の衆院解散の要因の一つとなったとの見方は根強い。
今国会では、自民の坂本哲志氏が委員長に就任している。























