2026.03.06 05:00
小社会 WBC開幕

ただ、今回はテレビの無料放送がなく、動画配信会社が独占的に扱う。放映権料が高騰し、地上波各局は手が届かなかったそうだ。ジャンルを問わずスポーツ中継はこの流れが顕著。主催者には確かによい話だろう。
一方、視聴者との間に壁ができ、ファンの新規開拓などは難しくなる。今あちこちで見かけるのは、見たいのにデジタルを使いこなせず、嘆く年配の方々か。不満はやはり出る。野球というスポーツは果たして私たちに近づいているのか、遠ざかっているのか。
ところで英国では、人気スポーツは公共財であるとの考えから誰もが無料で視聴できる権利が重視されているという。ユニバーサル・アクセス権と呼ぶ。かの国で野球が盛んだったなら今回の結果も違ったかもしれない。
見る権利といえば、高知には切実な話でもある。地上波キー局の系列局が少なく、中継が見られない悲哀を味わった県民は少なくない。その意味で、負担は要るが等しく視聴できる配信は実はフェアだという見方もできる。
などとご託を並べた筆者だが、さて視聴を申し込むべきか、どうか。やはりショウヘイ・オオタニの魅力には逆らい難く…。























