2026.03.01 20:17
【試合後談話】「選手が心の底から楽しんでやってる」高知ユナイテッド吉本監督、システムと戦術論について何を語る? 3/1奈良戦

高知ユナイテッド・吉本監督の話
―総括
「ホームというところで、前半はどっちに転ぶかわからないゲーム内容でしたけど、いいタイミングで点が取れて、追加点も取れたっていうのは非常に大きかったかなと思いますし。前節、2点を返されてギリギリのゲームをしたので、そういう部分では、選手がその失点をしたくないっていう気持ちが、残り時間も足を動かしたのかなと思ってます。本当にこの勝ちっていうのは、選手が一つ一つ階段を持っていってる最中なので、そういう部分では非常にたくましくなったなっていう部分と、これをどれだけ上積みできるか、精度を上げていけるか。あとは90分走り通せる…90分じゃないですね。100分ぐらい走り通せるゲーム体力っていうのを、自然に出せるようにチームをつくっていきたいなと思います。
―前節も勝利。選手たちにどんな声をかけて送り出した?
「これまで見ていた景色じゃないものが見えるように、一歩、自分たちで踏み出そうと。第六感じゃないですけど、目の前の見えてるものよりも、もっと先を見てプレーをしていこうっていうところで、ちょっとプレゼンをしたところ、選手がそういうものを理解してくれて、未知なる自分と出会おうとしてくれたっていうのは非常に大きかったのかなと思います」
―前半0―0。後半に入るにあたってはどんな声を?
「前半、いい流れで相手の守備組織を困らせていたので、まあ引き続きやれてるところは継続しながら、あとはもう少し意識するところはこういうところだよというのを伝えて送り出しました。それが先制点につながったなと思います。
―クリーンシート。
「僕もディフェンダー出身なので、ゼロで終えた時の気持ちっていうのは非常にわかります。ここまで3試合は失点が多かったので、そういう部分ではキーパーも含めて無失点で終えたということは非常に選手も喜んでました」
―ホーム3連勝。
「そうですね。前回ホームで5千人来てほしいって言ったところ、きょうは1800人ぐらいでしたかね。今日は、いろんな行事とかいろいろなことがあって、なかなか足を運んでもらえなかったっていうのはあると思うんですけど、であるならば我々が、『何が何でも行かなきゃいけない』っていう空気をつくるしかないかなと思って。あらためて僕自身が、なんとかしなきゃいけないなっていう気持ちにさせていただきました(笑)。
―後半頭に押し込まれたがそこから盛り返して2点とった。
「ゲーム体力っていう部分で、常に選手の疲労度っていうのは確認しながら、ゲームの流れを見てたんですけれども、まあ前節よりは非常に最初のスターティングメンバーが長く戦ってこれたっていうのは一つ成長につながったのかなと思います。今回、途中から出た選手、バックアップメンバーに関しても、ゲームの流れにしっかり乗れてたかなっていう部分があったので、非常に、いい競争が生まれつつあるのかなと感じてます。
―ベンチが6人っていうのが…
「それは内密でお願いします(笑)。いろいろなチーム事情なりもあって…まあそれでもなんですかね、いいフットボールができるようになってきたなっていう部分は、人それぞれの成長につながっているのかなと思いますし、みんなが必死こいて意識してプレイしているおかげだとは思うので。人数っていうよりは、いろいろなゲームの流れを、私自身が感じさせてもらってるなっていう。いい勉強ですね。
―相手と比べてイージーなミスが少ないように見える
「フットボールはミスの多いスポーツなので、まあミスの仕方というか、ミスしていいミスとミスしちゃいけないミスがあると思うので、そこはちょっとずつ整理できるようになってきたのかなと思います。そういう、ゲームの流れっていうのは、いろんなもので変わってくると思うんですけど、そのミスした時に選手が少しずつ落ち着いてプレーできるようになってきたとか。ミスを補うためのヘルプワーク、サポートじゃなくて、助け合うっていうことが普通にできるようになってきたので。ミスがミスじゃなくなるように見えてるのかなっていう感じはします」
―なぜできるように?
「いろんなものをたくさん目でキャッチして考えて、プレーで実行できているっていう部分の整理が少しずつ、プレイテンポっていうんですかね、プレイスピードが上がってきたっていうのもありますし、選手の距離感というか、一つのボールに対して、キーパー含めて11人で走っている、動き続けているっていうところは非常に良くなったなと感じました」
―その中でもより輝いてるんじゃないかなと思う佐々木選手であったり、関野選手が今日点を取ったのは偶然じゃないのかなとも思うが。
「前節(の会見で)も言いましたけど、キーパー以外は点をとってほしい、って。でもそれはもう言ったので、キーパーも点取れるようにしていければなと思います(笑い)。なんか選手が本当になんていうんですか、フットボールを心の底からなんか楽しんでやってるっていうのは非常に感じるのと、まあ一人一人がやるべきことをしっかり理解してやってくれてるっていうのが大きいと思います」
―セット時の5・4・1から5・3・2、5・2・3、さらには4・4・2まで併用していた。
「システム論でのフットボールっていうのは限界があるなと思っていて、対応されるとなかなか抜け出せなくなるっていうところも、私自身は思っているので。なのでシステムでどうのっていうよりは、選手の一人一人がボール状況に応じて、プレーのジャッジだったり、プレーの選択ができればなと思ってはいます。なんかわざとそういうふうにしてるっていうのは戦術ではないというか…。選手がそれを理解してやってくれてるっていうことで、非常にあの、頼もしく感じます」
―特に佐々木がポジショニングをうまくやっていたように見えた。
「そうですね。あの、彼の苦手な守備をしっかりやったことによって、彼の得意な攻撃につながってたなとは思いますし(笑)。非常にちょっと連携が密に、なんか大きい面でつながるようになってきたのかなとは感じます」





















