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2026.02.06 08:45

仏師やビートボクサー「仕事の達人」の生き方は? 高知県香南市の夜須中で特別授業

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仏師の仕事について吉田安成さんから話を聞く生徒たち(香南市夜須町西山の夜須中学校)

仏師の仕事について吉田安成さんから話を聞く生徒たち(香南市夜須町西山の夜須中学校)

 香南市の夜須中学校で4日、地域の大人から職業や生き方を学ぶ授業「仕事の達人」が行われ、仏師や、楽器を使わず口などで音楽を奏でるヒューマンビートボクサーが、好きなことを見つけ、続けることの大切さを2年生14人に伝えた。

 同校がキャリア教育の一環として2024年度から実施。地元で活躍するさまざまな職種の人を招いている。今回は、仏像の修理や製作に携わる吉田安成(やすまさ)さん(51)=夜須町羽尾、ビートボックスの教室や大会を主宰する山本健太郎さん(33)=香我美町下分=ら3人を講師に迎えた。

 吉田さんは、不登校になった中学校時代や仏師に興味を持った経緯などを講演。図工で褒められた経験がきっかけで、中学を卒業した3日後に木彫家に弟子入りしたといい、「木を彫っていると、とにかく楽しい。ひきこもりだったが、好きなことをぶれずにやってくと、光のようなものが見えた」と話した。

 山本さんが口や鼻を使った音でリズムを刻み、メロディーを奏でると、生徒たちは目を丸くして拍手を送った。19歳の時にビートボックスを独学で始め、帯屋町の路上や米ニューヨークで技を磨いたと説明。「好きなことで生活していくのはめちゃくちゃ大変。共感してくれる仲間を見つけ、妥協せずとことんやることが大事」と呼びかけた。

 将来は美術の仕事をしたいという照井里花さん(14)は「つらいこともあるろうけど、いい経験を少しずつ積んで頑張ろうと思った」と話していた。(浜田悠伽)

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