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2026.02.01 08:35

たい焼き、マフィン、クッキー…小麦アレルギーに悩んだ経験生かしておいしく「グルテンフリー」 高知県安田町のカフェ「いなかじかん」店主・有沢さん

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変化を楽しんでもらおうと開発した4種のたい焼きを手にする有沢あゆみさん(安田町正弘の「いなかじかん」)

変化を楽しんでもらおうと開発した4種のたい焼きを手にする有沢あゆみさん(安田町正弘の「いなかじかん」)

 安田町正弘でカフェ「いなかじかん」を営む有沢あゆみさん(49)が、小麦粉を使った食事が体に合わず苦労した経験を生かし、「グルテンフリー」のメニューを提供している。米粉で手作りしたマフィン、クッキーなどが好評。米粉たい焼きは、外はカリっと、中はモチっと焼き上げている。

 同町の中山中学校(2007年閉校)で陸上に取り組んだ有沢さん。30代で始めたトライアスロンで5度国体に出場。高知龍馬マラソンも4位に入った。だが、アスリートとして鍛錬する中、練習を離脱せざるを得ないほどの吐き気や下痢に悩まされ続けた。

 原因は小麦と特定できたものの、食べるものを選ぶと大会出場中の補給がうまくできず低血糖を起こしたり、遠征で出される食事に手をつけられなかったり。外出時は、小麦が含まれていないという理由で「コンビニでおにぎりとサラダばかり買っていた」という。

 競技引退後、目の前を安田川が流れる祖父母宅を活用し2020年にカフェを開業。「私のように小麦アレルギーで困っている方に日常のおやつや外食の楽しみが少しでも増えれば」と米粉を使ったメニュー開発に取り組んできた。

 クッキー、マフィン、パウンドケーキ、マドレーヌなどのほか、モーニングには米粉パンも選べる。県東部で小麦粉不使用の商品を扱う店は少なく、健康志向の人や地元住民に好評だ。

 昨秋からは「祭りの屋台で食べた懐かしい味をもう一度食べたい」と、小麦粉を使った商品がほとんどで10年以上控えていた「たい焼き」を米粉で商品化。パリッとした皮の内側は、もっちりした米粉生地。自家製ユズジャムを使った「ゆず小豆」や「抹茶小豆」など4種類が楽しめる。

 ゆず豆乳プリンやスパイスカレーなども人気で、有沢さんは「小麦アレルギーがない人にも満足してもらえる味を目指している。ドライブがてら気軽に立ち寄ってほしい」。焼き菓子はインターネットでも販売。たい焼きは一度に4個しか焼けないため、電話(0887・39・2088)などでの予約を勧めている。(深田恵衣)

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