2026年 01月13日(火)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2026.01.01 08:31

1区・現職に2新人挑む 2区・共産が対抗馬準備 次期衆院選へ各陣営が準備 高知県の情勢

SHARE

 年内の衆院選を見据え、県内各陣営が準備を進めている。県内選挙区では地盤固めを進める自民党の現職勢に対し、立憲民主党と参政党が1区に新人を立て、2区では共産党が擁立に向けて動く。与党入りした日本維新の会は「自民と選挙区調整の話はしていない」として候補者の公募を続けるほか、国民民主党にも擁立を目指す動きがあり、構図がどうなるかは流動的。比例四国では公明党が議席の死守を目指し、共産は本県拠点の新人擁立を発表した。高知の情勢を展望する。

=名簿、文中とも敬称略。名簿は衆院の各党勢力、現新の順。()内数字は当選回数

【1区】
中谷元68 前防衛相 自・現(12)
田所裕介45 党県連代表 立・新
金城幹泰43 党県連会長 参・新
右から現・新順

右から現・新順


 自民現職で13選を期す中谷元に対し、立民新人の田所裕介、参政新人の金城幹泰が名乗りを上げた。

 中谷は2024年10月から約1年間、防衛相を務めた。在任中は公務により帰高が難しかったため、退任後は地元を精力的に回っている。党の信頼回復に向けて、「とにかく地元の意見を聞いて応えていく」と気を引き締める。

 昨年5月に県連代表となった田所は、公認に内定していた元職の辞退を受け、同11月に出馬表明。「古い政治とは決別しなければならない」と自民政権との対決姿勢を強調。当面は県議を続けながら、街頭演説などに注力する。

 昨夏の参院選に続く国政挑戦となる県連会長の金城は、昨年9月に「日本の国益を守る政治を実現する」と出馬表明。消費減税や外国人政策見直しなどを掲げ、党への追い風を背に街頭やインターネットでの情報発信を続ける。

 このほか、各都道府県に最低1人擁立の党方針に沿って動く国民県連は「とにかく人選を急いでいる」。共産県委員会は立民の出馬を受け、「野党共闘の流れを重視し、1区に出す構えはない」としている。

【2区】
尾﨑正直58 官房副長官 自・現(2)

 自民現職で3期目を目指す尾﨑正直に対し、前回も候補者を立てた共産が擁立に向けて準備を急ぐ。

 尾﨑は昨年10月に発足した高市内閣で官房副長官に就任した。政策調整や国会対応で地元活動が限られる立場になり、「日程を工夫し、短くても濃い活動を」と意識する。県連会長にも就き、組織の活性化に向けた指揮を執る。

 共産県委員会は「今の自民党政治に対する対抗軸を示さないといけない」と意欲を示す。立民県連や国民県連にも独自候補擁立への動きがみられるが、具体化には至っていない。

【比例四国(本県関係)】
山崎正恭54 党四国方面本部幹事長 公・現(2)
中根耕作44 党高知地区副委員長 共・新
右から現・新順

右から現・新順


 定数6のうち、前回の各党獲得議席は自民3に、立民、国民、公明が各1。そこから約1年2カ月しかたっておらず、県関係者を含めた各党の調整は、あまり進んでいない。

 その中で連立政権から離脱した公明は、現職の山崎正恭が地方議員らとの支援者回りに力を注ぐ。「与党の経験がある野党として是々非々で政策を実現し、存在感を示す」とする。

 共産は昨年12月、比例単独候補に、新人で党高知地区副委員長の中根耕作の擁立を発表。高市政権への対決姿勢を鮮明にし、「直ちに消費税を5%に減税する」などと訴える。維新は比例単独候補を立てる考えはないという。(本紙取材班)

この記事の続きをご覧になるには登録もしくはログインが必要です。

高知のニュース 政治・選挙

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月