2026.01.01 08:31
1区・現職に2新人挑む 2区・共産が対抗馬準備 次期衆院選へ各陣営が準備 高知県の情勢

=名簿、文中とも敬称略。名簿は衆院の各党勢力、現新の順。()内数字は当選回数
【1区】
中谷元68 前防衛相 自・現(12)
田所裕介45 党県連代表 立・新
金城幹泰43 党県連会長 参・新

右から現・新順
自民現職で13選を期す中谷元に対し、立民新人の田所裕介、参政新人の金城幹泰が名乗りを上げた。
中谷は2024年10月から約1年間、防衛相を務めた。在任中は公務により帰高が難しかったため、退任後は地元を精力的に回っている。党の信頼回復に向けて、「とにかく地元の意見を聞いて応えていく」と気を引き締める。
昨年5月に県連代表となった田所は、公認に内定していた元職の辞退を受け、同11月に出馬表明。「古い政治とは決別しなければならない」と自民政権との対決姿勢を強調。当面は県議を続けながら、街頭演説などに注力する。
昨夏の参院選に続く国政挑戦となる県連会長の金城は、昨年9月に「日本の国益を守る政治を実現する」と出馬表明。消費減税や外国人政策見直しなどを掲げ、党への追い風を背に街頭やインターネットでの情報発信を続ける。
このほか、各都道府県に最低1人擁立の党方針に沿って動く国民県連は「とにかく人選を急いでいる」。共産県委員会は立民の出馬を受け、「野党共闘の流れを重視し、1区に出す構えはない」としている。
【2区】
尾﨑正直58 官房副長官 自・現(2)

自民現職で3期目を目指す尾﨑正直に対し、前回も候補者を立てた共産が擁立に向けて準備を急ぐ。
尾﨑は昨年10月に発足した高市内閣で官房副長官に就任した。政策調整や国会対応で地元活動が限られる立場になり、「日程を工夫し、短くても濃い活動を」と意識する。県連会長にも就き、組織の活性化に向けた指揮を執る。
共産県委員会は「今の自民党政治に対する対抗軸を示さないといけない」と意欲を示す。立民県連や国民県連にも独自候補擁立への動きがみられるが、具体化には至っていない。
【比例四国(本県関係)】
山崎正恭54 党四国方面本部幹事長 公・現(2)
中根耕作44 党高知地区副委員長 共・新

右から現・新順
定数6のうち、前回の各党獲得議席は自民3に、立民、国民、公明が各1。そこから約1年2カ月しかたっておらず、県関係者を含めた各党の調整は、あまり進んでいない。
その中で連立政権から離脱した公明は、現職の山崎正恭が地方議員らとの支援者回りに力を注ぐ。「与党の経験がある野党として是々非々で政策を実現し、存在感を示す」とする。
共産は昨年12月、比例単独候補に、新人で党高知地区副委員長の中根耕作の擁立を発表。高市政権への対決姿勢を鮮明にし、「直ちに消費税を5%に減税する」などと訴える。維新は比例単独候補を立てる考えはないという。(本紙取材班)




















