2026.01.01 07:30
狙え大市場「土佐材」関東で浸透中 どんな点が高評価? SDGs追い風、大型施設にも

構造材全てが土佐材の3階建て集合住宅。在来軸組工法で特殊な構造は採用せず、昨年11月に完成した(東京都内)
木材流通を取り巻く環境が大きく変化している。国連が目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」といった追い風を受ける一方で、人口減少に伴う住宅着工戸数の低迷など逆風も吹き付ける。そんな転機にどう需要を掘り起こし、森や経済の循環へつなげるか。最大の消費地、関東から土佐材の現状を紹介する。
林業は長年、価格低迷にあえいできた。世界的に原木需給が乱れた2021年のウッドショックの影響で製材品の価格は一時上昇したものの、近年は再び低下傾向にある。原木価格も低水準のまま推移している。
一方、原木生産量は増えている。10年の約40万立方メートルから23年は約71万立方メートルに。県内では木質バイオマス発電が活発なほか、…




















