2025.12.21 08:50
再び、集落で送る 生きて逝く―多死社会高知 第２部「葬儀」（１０＝終）
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終活を通じ、人生と向き合う人々の姿を追った連載第１部はこちら
愛媛県境に位置する梼原町の四万川地区。標高５００メートルの山あいに、１２年前まで幼稚園だった平屋が残る。ホール奥の引き戸がするすると開いた先に、細工が施された白木の祭壇が現れた。
「年に７、８人。ここで地域の人を送ります」。集落活動センター四万川の会長、空岡則明さん（７３）が話す。
センターはガソリンスタンド運営などに加え、２０１９年から葬儀事業に…
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旧幼稚園に据えられた祭壇。住民たちがここでの葬儀を振り返る（梼原町富永）
「年に７、８人。ここで地域の人を送ります」。集落活動センター四万川の会長、空岡則明さん（７３）が話す。
センターはガソリンスタンド運営などに加え、２０１９年から葬儀事業に…
