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2025.12.14 20:45

【速報】高知県三原村長に武内氏が初当選 大塚氏にわずか7票差、投票率最低84・32%

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初当選を果たし、支持者らと万歳する武内則男氏(三原村柚ノ木)

初当選を果たし、支持者らと万歳する武内則男氏(三原村柚ノ木)

 任期満了に伴う三原村長選は14日投開票され、無所属新人の元衆院議員、武内則男氏(67)が508票を獲得し、無所属新人の元小学校長、大塚昭氏(74)を7票差で破り、初当選を果たした。任期は25日から4年間。

 投票率は84・32%で、前回2021年を5・55ポイント下回り、過去最低となった。

 開票は午後7時半から村役場で行われ、同8時27分の5回目(最終)の発表で武内氏の勝利が確定した。

 武内氏は幼なじみや村議らで後援会を組織し、地元選出の自民党県議も支持。「元気で活力があり、全国に誇れる村にしたい」と訴え、農林業振興による雇用創出や、幡多地域での地震発生時の対応拠点としての機能強化などを訴えた。衆参の国会議員を務めるなどした知名度を生かし、支持を広げた。

 大塚氏は村農業公社の経営再建や村有林を活用した財源確保などを訴えたが、及ばなかった。(田代雄人)

 武内 則男氏(たけうち・のりお)高知工業高卒。高知市職員、高知市議を経て07年参院選で当選し1期。17年衆院選比例四国で当選し1期。18~25年5月の間、立憲民主党県連代表。9月に離党。三原村出身。柚ノ木。当選1回。

 武内則男氏の話 村民の要望を聞き、村が一つになる運営を心がける。住民サービスの拡充を行い、身近な公共事業を計画的に発注し、地域の雇用や暮らしを守る。基幹産業の農林業に政策と財源を打ち込む。

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