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2025.11.02 15:17

【名簿あり】日本一奪回へ安芸で若虎鍛える 次世代のスターは誰だ? 阪神タイガース秋季キャンプ11/1~17

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 阪神タイガースは11月1日から高知県安芸市の安芸球場で秋季キャンプをスタート。これに先立ち、参加予定の計25選手が発表された=記事末尾に名簿。

元気な声でアップする嶋村=中央手前。阪神の秋季キャンプが始まった(安芸球場=飯野浩和撮影)

元気な声でアップする嶋村=中央手前。阪神の秋季キャンプが始まった(安芸球場=飯野浩和撮影)


 キャンプは17日まで。休養日は5、10、14日。

 阪神は藤川球児監督就任1年目の25年、NPB史上最速でセ・リーグを制覇。日本シリーズでは福岡ソフトバンクホークスに1勝4敗で日本一を逃した。秋季キャンプで鍛え込み、巻き返しを図る。

《注目選手・ひとことメモ》
 投手では工藤泰成(四国アイランドリーグPlus・徳島出)が24年育成ドラフト1位の速球派。7月20日のフレッシュオールスターでは161キロを記録し、シーズン早々に抜てきされ支配下登録。一軍でも優勝争いの最中に登板するなど貴重な経験を得た。椎葉剛も同じ四国IL徳島出で23年ドラフト2位。徳島時代にはMax159キロの速球を投げて注目された。2人とも日本シリーズ後、藤川球児監督が指摘した「右の速球派中継ぎ強化」方針に合致する投手で、飛躍が期待される。

 今朝丸裕喜は阪神のお膝元、兵庫県の報徳学園高から24年ドラフト2位で入団。高校生ルーキーながら今季ファームでは先発ローテーションで回り、5勝(無敗)をマークした有望株だ。同じ兵庫県出身の才木浩人、村上頌樹という球団のWエースに続く好素材と目されている。

 門別啓人は東海大札幌高から22年ドラフト2位。岡田彰布前監督に見いだされ昨季1軍初登板、今季は開幕ローテ入り。25年4月6日の巨人戦でプロ初勝利を挙げた。同じ北海道出身でスケールの大きい同期の茨木秀俊にも注目したい。富田蓮は社会人・三菱自動車岡崎から22年ドラフト6位。24年には33試合に登板、防御率は0.76の好成績。25年は9試合に留まったが、4月5日の巨人戦では先発初勝利を挙げるなど有望だ。

 木下里都は社会人・KGMホールディングスから24年ドラフト3位。同年の都市対抗野球では先発も務め、今季は1軍でも登板し球速155キロを記録した。石黒佑弥は社会人・JR西日本から23年ドラフト5位。昨季は新人ながら1軍も経験し、層の厚いブルペン陣に割って入ることを狙っている。

指名あいさつに訪れた阪神の山本宣史担当スカウト=右=とともに笑顔を見せる高知FDの嶋村麟士朗捕手(高知市のFD球団事務所)

指名あいさつに訪れた阪神の山本宣史担当スカウト=右=とともに笑顔を見せる高知FDの嶋村麟士朗捕手(高知市のFD球団事務所)


 捕手では嶋村麟士朗。高知商高時代は、同学年でのちに阪神入りする森木大智(高知高出)や巨人入りする代木大和(明徳義塾高出)としのぎを削った。22年に高知ファイティングドッグス入りし24年は打率3割5分、41打点、5本塁打を記録。同年の育成ドラフト2位。25年4月16日に高知で行われた高知FDと阪神2群との交流試合では森木と「県勢バッテリー」を組んだ。

【高知FD―阪神2軍】4回裏、制球に苦しみつつ1失点で3アウト目を取り笑顔を見せる阪神の森木=左=と嶋村の県出身バッテリー(日本トーター野球場=新田祐也撮影)

【高知FD―阪神2軍】4回裏、制球に苦しみつつ1失点で3アウト目を取り笑顔を見せる阪神の森木=左=と嶋村の県出身バッテリー(日本トーター野球場=新田祐也撮影)


 内野手では佐野大陽が日本海リーグ・富山から24年ドラフト5位。今季2軍では91試合で.266、出塁率.335を記録した俊足巧打が武器で、1軍の内野争いに来季こそ名乗りを上げる。山田脩也は仙台育英高出で23年ドラフト3位。華麗な守備と高い野球IQはOBらに絶賛されており、近い将来の正遊撃手として大きな期待が掛かる。同期の百﨑蒼生も勝負強い打撃が売り。打撃好調だったことし8月1日、2軍オリックス戦で顔面死球を受け離脱してしまったのは残念だったが、ガッツあふれるプレーはファンの人気をつかんでいる。今後のさらなる成長に期待だ。

 外野手では井上広大が履正社高から19年ドラフト2位。長打力が売りで、24年は23試合出場ながら3本塁打を放った。今季は「6番・左翼」が1軍のネックでレギュラーが固まらず、また27年シーズンからはDH制も導入される。目の前に転がっているチャンスをつかめるか。井坪陽生は関東第一高から22年ドラフト3位。俊足のうえ、高校時代の公式戦の三振はわずか1とミートは抜群にうまく、野球センスにあふれる。今季は初の1軍昇格も体験し、チームの看板・近本光司の後釜として数年後の「1番・センター」奪取へ向けて研さんを積む。育成選手では今季、2軍で盗塁王に輝いた2年目の福島圭音。今季の支配下登録はならなかったが、快足だけでなく打撃でも開花の兆しが見られ、勝負の3年目へ不退転の意気込みだ。

 そして今キャンプで最も話題を呼んでいるの26年から打者に転向することが決まった西純矢。投手として創志学園高時代、甲子園に出場し、投球ごとに帽子を飛ばすダイナミックな投法で話題に。19年ドラフト1位で22、23年には先発ローテにも入り、通算12勝を挙げた。しかし不調を経て25年に右肘を手術し、熟考の結果、打者転向を決めた。投手時代の22年5月18日には先発したヤクルト戦で、この年ブレイクした高橋奎二からプロ初ホームランを左越えへ豪快にたたき込み、打者顔負けと話題に(ちなみにこの試合はプロ初完投勝利を挙げている)。今キャンプでも、首脳陣が早くも打者としてのセンスを評価するなど、新たな挑戦にファンの熱い視線が注がれている。

 参加予定選手は以下の通り(数字は背番号=25年時点)
【投手】
工藤泰成24
椎葉剛26
今朝丸裕喜28
門別啓人30
茨木秀俊48
富田蓮50
木下里都54
石黒佑弥63
津田淳哉66
小川一平122
松原快123
伊藤稜125
アンソニー・マルティネス132

【捕手】
藤田健斗59
嶋村麟士朗128

【内野手】
戸井零士44
佐野大陽45
山田脩也52
百﨑蒼生56
川﨑俊哲130

【外野手】
井上広大32
井坪陽生40
福島圭音126
スタンリー・コンスエグラ134
西純矢15

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