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2025.09.14 08:55

「金にならない」役割負う―文化で稼ぎますか?高知県施設公募方針を考える(3)

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国府地区に残された資料を調査する渡部淳館長=右から2人目=ら(南国市国分)

国府地区に残された資料を調査する渡部淳館長=右から2人目=ら(南国市国分)

 今月7日、日曜の昼下がり。南国市国府地区の集会所で、県立高知城歴史博物館の渡部淳館長が黄ばんだ冊子を広げた。「ほら、ここ。見てください」

 戦時、軍に召集された住民の名前が並ぶ。「金拾圓也(じゅうえんなり)」などと、集落からの餞別(せんべつ)も記されている。1941年12月8日の真珠湾攻撃と前後し、その数は増えていった。

 集会所のたんすには、他にも江戸期からの古文書が多く眠る。農地所有者の変遷に会合の議事録、祭りの段取り、災害の記録…。城博館の学芸員はそれらを一枚一枚、写真に収めて後世に残す。

 「役所にはない、生きた資料。このままではいつか捨てられる。調査は公立博物館の使命」と渡部館長。「お金にはならない。でも住民が地元を再発見し誇りを持つ。それが過疎対策にも…

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