2025.08.21 08:40
ドブ川のスーパースター! オールドタックルで楽しむ―魚信 はっぴぃ魚ッチ 松岡浩司

キングの迫力。そして愛すべきおとぼけ顔。今も昔も大人気のナマズ
釣り竿(ざお)を持った自転車の少年たちを見かけます。
「どこへ行きゆうが~?」と、尋ねたい気持ちを抑え、学童期の自分と重ね合わせます。
私、今でもドブ川が大好きです。しかし、だいぶ減りましたね。かつてのドブ川はコンクリートの三面張りや暗渠(あんきょ)、埋め立てへと姿を変えておりますが、私が釣りを覚えた昭和の時代、高知市の潮江地区の至る所にドブ川がありました。
そこでは、カニ、ザリガニ、ショックン(ウシガエル)、コイ、フナと、ドブ川オールスターズが迎えてくれました。
その中でも、子どもたちのスーパースターといえばナマズです!
その圧倒的な存在感は「ドブ川のキング」とでも申しましょうか。背は暗色で腹が白、全長70センチにも達する貪欲な雑食性。頭は平らなくせに、体は縦型。偉そうなヒゲを生やしているくせに、目はつぶら。魚のくせに、ウロコ無し。何より、不気味なくせにカッコいい! ホント変なやつなのです。
しかしながら、小学館や内閣府の防災情報など、いろいろな場面でキャラクターとして採用されるゆえんは、その愛くるしいフォルムに集約されているのではないでしょうか。
「さて、久々にご尊顔を拝するか!」

少年時代を思い出し、オールドタックルで楽しんだ
「おおっ、君は相変わらずいい顔しちゅうねえ」
ご満悦の私です。さあ、そろそろステージを上げてみるかな…。実は日本のとある場所に「ナマズ大王様」が生息していることをご存じでしょうか?
大王の名は「ビワコオオナマズ」。日本最大の湖にすみ、アカメやイトウと肩を並べ、日本の三大怪魚と呼ばれています。
高知のドブ川から琵琶湖へ―。新たな旅の予感であります。(BAR「深夜プラス1」店主=高知市帯屋町)























