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2025.08.10 08:36

旧日本軍の「風船爆弾」高知とも深い関わりが、コウゾや和紙が材料に いの町紙の博物館で企画展

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風船爆弾と高知の関わりを解説する企画展(写真はいずれも、いの町の紙の博物館)

風船爆弾と高知の関わりを解説する企画展(写真はいずれも、いの町の紙の博物館)

 太平洋戦争末期に、旧日本軍がアメリカ本土への爆撃を目的に製造した「風船爆弾」と高知の関わりを伝える企画展が、いの町の紙の博物館で開かれている。高知県内で作られた風船爆弾用の和紙や製造記録などを展示し、「世界初の大陸間弾道兵器」ともいわれる爆弾の開発に至る流れなどを解説している。9月30日まで。

 風船爆弾は「ふ号」という作戦名の下、戦況悪化の打開策として約9300発が製造された。和紙で作られた直径約10メートルの気球に焼夷(しょうい)弾や爆弾をつるして飛ばし、約千発がアメリカ本土に到達したとされる。1945年5月には、オレゴン州の子どもと大人6人が爆弾に触れて死亡するなどの被害が出た。

風船爆弾用に作られた加工紙。グリセリン溶液で煮て破れにくくする

風船爆弾用に作られた加工紙。グリセリン溶液で煮て破れにくくする

 コウゾで作る和紙は軽さや強度に優れ、素材調達と生産が国内で完結することに軍部が着目。高知や愛媛、岐阜などで気球用の和紙が生産された。学徒動員された女学生らが気球を作り、千葉や茨城などの基地から飛ばされた。特に…

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