2025.07.05 08:49
戦後80年 高知大空襲を忘れない 高知市で平和祈年式典 遺族ら平和へ祈り

(上)焼け野原になった高知市街地(1946年2月、高橋太四男さん撮影)、(下)発展した市街地(2015年2月)=いずれも高知城方面を東から望む
高知市街地が米軍機に焼き尽くされた高知大空襲から4日で80年を迎えた。戦後生まれが増えて記憶の風化が進む一方、世界では今も戦争が続く。市平和祈念の碑(同市大原町)で行われた市主催の平和祈念式には遺族ら80人が参列し、非戦を誓った。
太平洋戦争末期の1945年7月4日、125機のB29爆撃機が飛来し、18万発もの焼夷(しょうい)弾を投下した。街は焼け野原と化し、市民400人以上が亡くなった。

市平和祈年の碑に献水する出席者(高知市大原町)



















