2025.06.27 08:41
亡き母に手紙を書くように 中沢晋二さん(高知市) 入選者の横顔―高新文芸 短編小説

「人の心は長い歳月でもまれて磨かれる。作中の宝石のようなガラスのかけらは、図らずも母の比喩になっていた」と話す中沢晋二さん(高知新聞社)
「おふくろに手紙を書く心づもりで挑みました」。昨年10月、女手一つで育ててくれた母が91歳で亡くなったことが、今回の作品を書く原動力となった。
息子の洋が一人暮らしの母の家を訪ねると、脳出血で息絶えていた。姉の美子と遺品を整理していたところ、ガラスのかけらを見つける。2人の脳裏には、母とともに海辺で過ごした光景がよみがえって―。
■中沢さんの作品はこちら
入選作「人魚の涙」
執筆に初挑戦したのは、





















