2025.06.24 08:45
鉢ケ森風力計画地、地滑り危険性指摘 高知県香美市で専門家報告

大規模風力発電所の計画地での調査結果を説明した報告会(香美市香北町美良布の市基幹集落センター)
事業は太陽光発電事業などを手がけるGF(徳島県阿南市)が計画。香美市と大豊町にまたがる鉢ケ森(標高1270メートル)周辺に、風車(高さ140~180メートル)を最大36基設置するとしている。報告会は、計画に反対する住民団体「田んぼと森をまもる会 たまもる」が企画し、市内外の約60人が参加。4月に目視などで調査した民間団体、国土問題研究会(京都市)のメンバーが発表した。
京都教育大学名誉教授の武蔵野実さん(79)は、計画地の岩盤は、はがれやすい性質を持つ「千枚岩」や「片岩」からつくられ、剥離面に沿った地滑りが起きやすいと指摘。別のメンバーは樹木が根を張る土壌部分が薄いなどと説明し、「開発で樹木の根を断ち切れば、斜面全体で地滑りが発生しやすくなる」と見解を述べた。(相良平蔵)






















