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2025.05.07 08:29

高知ユナイテッド 重圧で持ち味消える 第12節・カマタマーレ讃岐戦

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後半終盤、高知U吉田のクロスを頭で合わせる佐々木(10)=右から2人目(春野陸上競技場=新田祐也撮影)

後半終盤、高知U吉田のクロスを頭で合わせる佐々木(10)=右から2人目(春野陸上競技場=新田祐也撮影)

<サッカーJ3 第12節>6日 高知U 0―2 讃岐

 試合後、高知Uイレブンは悲愴(ひそう)感に満ちていた。初ダービーで、試合終盤のわずか5分の間に2失点し、目の前でサポーターと喜びを分かち合われては致し方ない。気がかりなのは、負けたことよりも、ホーム戦そのものに悲愴感を覚えていそうなことだ。ある選手は絞り出すように言った。「ホームで勝たないと。そのプレッシャーにのまれてしまった」

 立ち上がりから、イレブンは明らかに硬かった。「普段とは違うことをしてしまった」とはゲーム主将の上月。ロングボールからの局面打開がチームの約束事だとしても、それ一辺倒になり過ぎた。普段なら、ロングボールを見せて空いた相手DFとMFの間のスペースを上手に使って押し込む場面でも、ひたすら蹴るのみ。左CB鈴木は「いろいろな要素の中に『(失点しないように)セーフティーに』っていうのもあったと思う」。点を取るより、取られないことを優先した結果が、90分でシュート5本という数字に表れた。

 ゴールのにおいのする高速のアーリークロスは何本か入った。こんな時はネットに突き刺さらんばかりに2、3人が殺到するのが高知Uのアタッカー陣だと思っていたが、人数は少なく、迫力もなし。上月の言う通り、普段とは、というよりもアウェーとはまるで違うチームだった。

 その原因が「ホームで戦うことへの重圧」なのだとすれば、あまりにも悲しい。それが、真面目さと責任感と若さ故の苦悩であろうとも。言うまでもなくサポーターは味方で、多くの人は、まずは高知Uが高知Uらしく、力を出し切って走り抜くことを望んでいる。その少しの助けになりたくて、試合に足を運び、声をからす。

 ではチームは何をすべきなのか。(井上真一)

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