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2025.03.29 08:40

東洋町に里山フリースクール 元教員男性「中山間の希望に」 4月開校

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「森林や教育の事業拡大で中山間地域を発展させたい」と話す森木さん(写真はいずれも東洋町生見)

「森林や教育の事業拡大で中山間地域を発展させたい」と話す森木さん(写真はいずれも東洋町生見)

 東洋町に4月、里山の自然を活用したフリースクールが誕生する。高校や塾の教壇に立っていた移住男性が、自身の林業経験も生かして開校。「子どもに心地いい場所をつくりながら、人口減が進む中山間を活性化させたい」と意気込んでいる。

 〝校長〟となるのは森木風太さん(31)。森木さんは高知市内の高校で教員を務めた後、学習塾経営を経て2021年に東洋町に移り住んだ。森林組合で林業に従事するなどした後、23年にパン職人の妻と「パンと木 ひなむぎ工房」を白浜にオープンさせた。

アウトドアや森林浴を楽しめる広場「ひなむぎの森」。フリースクールの活動場所としても使われる

アウトドアや森林浴を楽しめる広場「ひなむぎの森」。フリースクールの活動場所としても使われる

 開業時から「自分の経験や好きなことを全て生かした仕事をしたい」と考えていた森木さん。パン店経営の傍ら、県内の小中高で森林に関する出前授業を行うなどしてきた。

 学校現場では不登校の子どもたちの存在に気づく。苦悩する保護者の姿を目の当たりにし「学校でも家でもない受け皿をつくり、子どもと保護者に寄り添いたい」と強く感じたことが開校の動機という。

 スクールの拠点とするため、…

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