2025.02.28 19:23
丸住製紙、民事再生法の適用申請 負債590億円、印刷紙が需要減
新聞や出版などの印刷用紙事業を手がける丸住製紙(愛媛県四国中央市)が28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請したことが分かった。東京商工リサーチ松山支店によると、負債総額は2024年11月期決算時点で約590億円。デジタル機器の普及に伴って紙媒体の需要が減少し、資金繰りが悪化していた。
丸住製紙のウェブサイトによると、1919年に創業した100年超の歴史がある老舗企業で、46年に株式会社化。新聞などの用紙事業の売上高が全体の7割を占めていたが、今年2月には用紙事業から近く撤退すると明らかにしていた。



















