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2025.01.07 05:00

小社会 正月七日

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 冬場も露地で畑仕事をされる方には干天の慈雨となったかもしれない。きのうの県内は各地で雨となり、高知市では昨年の11月26日以来、実に41日ぶりの降水量を記録した。

 仕事始めが雨だと、幸先が悪いスタートにも捉えがちだが、適度な降雨は春に向けた「恵みの雨」となる。三が日なら伝統的に「御降(おさがり)」と呼ばれ、豊穣の前兆とされてきた。雪も「米を連想させるめでたいものとも受け止められる」という(「角川俳句大歳時記」)。

 残念ながらきのうは御降に当たらないが、午後は一転、晴れ上がった。そして、きょうは正月七日。朝、万病を防ぐとされる七草がゆを食べたご家庭も多いだろう。吉兆を信じたい。

 気になるのは、この先の寒さである。昨年の高知市の年平均気温は18・7度で、観測史上最も高かった。地球温暖化を感じざるを得ないが、こと12月に限ると、平均気温は8・2度で、平年値より0・6度も低かった。

 急に寒くなった印象があるのは当然だろう。気象庁の3カ月予報では西日本は今月も気温が平年並みか低い見込み。インフルエンザも流行している。「七草がゆを食べたのに寝込んだ」とならないよう十分に気をつけたい。

 〈帰省の子みな立ち去りし七草や〉相馬遷子。冬休みも終わり、あすからは多くの学校で新年の授業が始まる。間もなく受験シーズンも本番へ。改めて、健康で実り多い1年になりますように。

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