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2020.08.09 11:42

トキ先生、ちか先生…振付師の素顔に迫る。よさこい8インタビュー(2020年)

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よさこい祭りがコロナ禍で中止になった2020年。振付師らが「よさこい8」を立ち上げ、「あのキャラの強い先生たちが!?」と話題をさらいました。コラボの様子とお宝インタビューを当時の記事からご紹介します(情報は掲載当時のものです)。


 よさこい祭りが中止となった夏だからこそ生まれた鳴子踊りがある。今夏、高知を代表する振付師ら8人がダンスグループ「よさこい8」を結成し、新作踊り「HEY∞WA!」を完成させた。例年なら祭り期間中は多忙で交流する時間はなく、メンバーが一緒に作品を作るのは初めてだ。

2020年夏、メンバー合同練習レポート
 

「あーっ」「ふぁーっ」と声も出して練習する「よさこい8」のメンバー(高知市桟橋通5丁目のスガジャズダンススタジオ=森本敦士撮影)


 よさこいの先生方、笑顔でステップ―。7月31日午後に高知市内で行われた「よさこい8」メンバーによる合同練習を見てきました。以下報告します。
 
 東京の中村信幸さんをのぞく高知市在住のメンバーが集合。7分割した各パートを順番に全員で踊った。
 
 「行きまーす。じゃかじゃか…」と口ずさみながら、まずは先に着いた4人で練習。先陣の田村千賀さんのパートは、鳴子の音がリズミカルに響く。
 
 40分ほど遅れて小倉卓浩さんが到着。

超小型の鳴子?

超小型の鳴子?

 持参したのは「持つとパワーが出る」という超小型の鳴子。これを指で挟み込み、時々「あーっ」「ふぁーっ」と叫びながら踊る。いわく「これは、うまく踊れなかったときのストレスです」。

 しなやかな上半身の動きを見せる樋口美加さんのパートへ。背後で小倉さんは腰をくねらせながらノリノリのダンス。「その腰の動き、いらん!」と樋口さん。「もーおかしくて涙出てきた」

くねくね、ノリノリ

くねくね、ノリノリ


 時久紀恵さんも遅れて合流。頭や足をキレキレに振る小倉さんのパートを練習中。時久さんはタイミングがつかめず「悔しー、ちきしょー」と絶叫。工藤理恵さんが質問。「小倉君、このとき首はどこなの?」
 
戸惑いながらも踊る工藤理恵さん

戸惑いながらも踊る工藤理恵さん


 汗だくで休憩。放映当日の配置が示された。田村さんは「あたしは先頭は無理よ。ひと晩寝たら振り付け忘れる。ぐじゃぐじゃになる。ユウ君(国友裕一郎さん)やってー」。大御所の時久さんは「ぐじゃぐじゃの方が面白いがやき」と交代を許さない。
 
 配置を決めて通しの練習。「ヘイユー、ヘイワー」と軽快な曲に合わせてステップ。

ヘイユー、ヘイワー

ヘイユー、ヘイワー


 サンバダンス風に踊る国友さんのパートが終わると全員のフリーダンスへ。輪になって大団円。「生徒がこれ見たら喜ぶろうねぇ」と時久さん。「僕らが一番楽しんでいます」と国友さんが笑った。テレビ出演に備えた一回きりの全員練習。高額チケット代を払いたくなるような“ショー”でした。(石井研)

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