コロナ下で飲酒が減ったから？急性アルコール中毒の救急搬送減少　高知大学医学部メンバーら研究

2023.12.29 08:41

コロナ下で飲酒が減ったから？急性アルコール中毒の救急搬送減少　高知大学医学部メンバーら研究

高知新聞社

コロナ下の急性アルコール中毒の救急搬送状況について研究した宮内雅人教授＝右＝と南まりな特任助教（南国市岡豊町小蓮の高知大学医学部）

　新型コロナ下の２０２０～２１年の２年間、県内で急性アルコール中毒により救急搬送された件数がコロナ前と比べて大幅に減少していたことが、高知大学医学部のメンバーらによる研究で明らかになった。２０代の減少が顕著で、飲食店の営業自粛により飲酒の機会が減ったことが要因と考えられる。研究チームは「自粛が緩やかになった２２年以降の動向も確認していく」としている。

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