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2023.10.28 08:35

【動画】高知市などでひょうが降る 気温も一気に低下

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たたきつけるようにひょうが降った(高知市の牧野植物園)

たたきつけるようにひょうが降った(27日午後2時45分ごろ、高知市の牧野植物園)

 高知県内は27日午後、各地で急な雷雨に見舞われた。高知市や土佐市、南国市などではひょうも降り、人々を驚かせた。

 高知地方気象台によると、北西から四国地方上空に氷点下21度以下という、この時季としては強い寒気が流れ込んだ影響で、大気の状態が不安定になった。

 気温も下がり、高知市では午後2時の24・4度から午後3時は17・6度に。南国市の後免では24・1度から16・8度と、一気に7・3度も下がった。

断続的に雷も鳴った(27日午後3時前、高知市本町3丁目)

断続的に雷も鳴った(27日午後3時前、高知市本町3丁目)

 高知市五台山の県立牧野植物園では午後2時半ごろ、「ゴロゴロ、ドッシャーン」という雷鳴が響き、バケツをひっくり返したような激しい雨が降り始めた。ほどなく雨音に混じってババババと地面を打ち付ける音が。正門近くのウッドデッキは直径5~10ミリのひょうでたちまち真っ白に覆われ、10分ほど降り続いた。札幌市から訪れていた女性(74)はスマートフォンを片手に「まさか高知でひょうを見るなんて」と空を見上げていた。

 いの町天王南4丁目の男性(73)も午後2時40分ごろ、「カンカンと何かが窓に当たる音がして、外に出たら真っ白だった。ひょうは直径5ミリはあった」と興奮気味に話していた。

 高知地方気象台によると、28日は高気圧に覆われて晴れる見込み。(報道部取材班)

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