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2023.04.02 08:36

高知市のかるぽーと1年ぶり再開、改修工事終わる 大ホール前にチケット売り場

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1年ぶりに再開した「かるぽーと」。1階から大ホールへ直接入ることができるようになった(高知市九反田=河本真澄撮影)

1年ぶりに再開した「かるぽーと」。1階から大ホールへ直接入ることができるようになった(高知市九反田=河本真澄撮影)

 昨年4月から改修工事のため休館していた高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」が1日、1年ぶりに再開した。全館のトイレをバリアフリー化し、照明をLED化。大・小ホールは、音響機器や舞台装置を新装した上で7月にリニューアルオープンする。

 かるぽーとは2002年開館。屋上のひび割れや電気設備などの経年劣化を受け、利便性と安全の面で緊急度の高い修繕改修や備品交換を、市が総額約33億6千万円で進めていた。

 外観に大きな変化はないが、3階吹き抜け広場の天井落下防止対策を講じたほか、1階にあったレストランを廃止し、大ホール前にチケット売り場を新設。1階から大ホールへ直接入ることができるようにした。

 1日は、施設に入る横山隆一記念まんが館▽市民ギャラリー▽中央公民館―が開所した。記念式典で岡﨑誠也市長は「文化芸術は生活になくてはならない」と、かるぽーとの存在意義を強調。テープカットで再オープンを祝った。

 7階の市民ギャラリー展示室は、壁面塗装やカーペットの張り替えなどが行われており、訪れた展覧会関係者は「明るくなり、作品もきれいに飾ることができる」と喜んでいた。(高井美咲)

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