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2023.03.31 08:32

西島園芸団地に牧野フラフ 高知県南国市

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牧野博士や果物が描かれたフラフ(南国市廿枝の西島園芸団地)

牧野博士や果物が描かれたフラフ(南国市廿枝の西島園芸団地)

 高知県などが展開する観光博覧会「牧野博士の新休日」が始まったのに合わせ、南国市廿枝の西島園芸団地に30日、牧野富太郎博士を描いたフラフがお目見えした。同市は週末に園芸団地と観光スポットを結ぶ無料シャトルバスを運行しており、「南国の春を快適、お得に楽しんで」とPRしている。

 フラフは市や観光関係団体でつくる土佐のまほろば風景街道推進協議会が企画し、香美市の鍵山染工場で作製。縦2・2メートル、幅3メートルで、ほほ笑む牧野博士やバイカオウレン、スイカ、イチゴなどが色鮮やかに描かれた。園芸団地の一角に来年3月末まで掲揚される。

 園芸団地前の菜の花畑には、スーツ姿で立つ牧野博士のパネル(高さ1・8メートル)も。ハウス内には牧野博士が都内で見つけた「ムジナモ」など、食虫植物の紹介パネル約20点が展示されている。

 シャトルバスは園芸団地発着で25日に運行を開始。4月1、2日は桜が見頃を迎えた県立歴史民俗資料館、同8~23日の土・日曜はボタンが楽しめる四国霊場29番札所国分寺との間を往復する。また同29日~5月7日の大型連休中は、園芸団地と国分寺、ながおか温泉を巡回するジャンボタクシーを運行する。

 バス、タクシーとも乗車した人には各施設の入館やカフェなどで割引特典がある。ルートや時刻表は市観光協会のホームページで確認を。(海路佳孝)

高知のニュース 南国市 季節・気候 牧野富太郎

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