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漁の詩 高知の漁業最前線
「漁」と書いて「すなどり」と読む。魚や貝をとる人、すなわち漁師のこと。万葉集にも出てくる古語だ。漁業は古代から高知県基幹産業の一つだが、魚価下落や燃料高騰、後継者不足に悩まされ続けている。
65記事
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漁の詩 高知の漁業最前線
「漁」と書いて「すなどり」と読む。魚や貝をとる人、すなわち漁師のこと。万葉集にも出てくる古語だ。漁業は古代から高知県基幹産業の一つだが、魚価下落や燃料高騰、後継者不足に悩まされ続けている。
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Vol.21
漁の詩 高知の漁業最前線(21) 第2部(終)オンリーワンへ転換
今日はメジカが大漁。水揚げの順番を待つ船でにぎわう清水漁港(土佐清水市) 「おお今日は、メジカの船が市場の岸壁に群がっちょう。久々に、だいりょう(大漁)やったもんよ」「キロ百十円? まあ最近じゃ、値は...
Vol.22
漁の詩 高知の漁業最前線(22) 第3部(1)黒潮の狩人は今…
次々と釣り上げられ、宙を舞うカツオ(福島県の東方約1000キロ)ナブラが降ってくる 第123佐賀明神丸に同乗したのは2008年七月。航海日数は八日、航行距離は約二千八百キロに及んだ。 このわずかな経験...
Vol.23
漁の詩 高知の漁業最前線(23) 第3部(2)おかに名残惜しみ…
バケツ160杯、123万円相当の生きたイワシを積み込んだ(千葉県勝浦港) 七月十六日午前六時。千葉県勝浦市の勝浦港には、朝一番で水揚げを行う「第123佐賀明神丸」(二二四トン、二十六人乗り組み)の姿が...
Vol.24
漁の詩 高知の漁業最前線(24) 第3部(3)はよせんか、ほりゃ!
操業中、ソナーや魚探を注視する船頭の明神さん。目にみなぎる力は尋常ではない 船頭――。漁場選定や操業の段取りなど現場で指揮を執る責任者で、漁労長ともいう。 第123佐賀明神丸の船頭は、明神正一(まさか...
Vol.25
漁の詩 高知の漁業最前線(25) 第3部(4)大物マグロも続々
重量級のマグロは2本1組のさおで釣り、別の漁師がかぎで引き揚げる 漁港に係留されたさまざまな漁船の中で、一本釣り船を見分ける方法をご存じだろうか。 まず舳先(へさき)(船首)が極端に長いのが特徴。その...
Vol.26
漁の詩 高知の漁業最前線(26) 第3部(5)魚と“対話”重ねて
藤田さんと、その後方に放物線を描いて落下するカツオ 日本屈指の成績を誇る一本釣り船「第123佐賀明神丸」(二二四トン、二十六人乗り組み)の中でも、熟練の技が光るのは藤田理(おさむ)さん(53)=幡多郡...
Vol.27
漁の詩 高知の漁業最前線(27) 第3部(6)燃料高騰1日100万円
日没まで1時間余り。ナブラを求めて高速で移動する(宮城県の東方約900キロ) 第123佐賀明神丸は七月十六日、千葉・房総半島の勝浦港から出航。小規模な操業を繰り返しながら、三日目には房総半島の南東約八...
Vol.28
漁の詩 高知の漁業最前線(28) 第3部(7)船団の行く手に暗雲
水揚げを行う第123佐賀明神丸。全国70隻の近海一本釣り船の中で最大の規模を誇る(宮城県気仙沼港) 「第123佐賀明神丸」は、近海一本釣り船としては日本に三隻しかないアルミニウム製。十一年に約七億五千...
Vol.29
漁の詩 高知の漁業最前線(29) 第3部(8)漁師を志す若者たち
操業の合間の食事は立ったまま。途中でナブラに遭遇する場合も想定して、一気にかき込む(第123佐賀明神丸) 第123佐賀明神丸に乗り込んで、まず意外に思ったことがある。後継者不足に高齢化。そんな漁業一般...
Vol.30
漁の詩 高知の漁業最前線(30) 第3部(9)カツオにもまれて
カツオの当たりを待つ若手漁師たち。一番手前が松吉さん、その隣が兄の藤原さん 魚の食いが、やや遠のいた。「第123佐賀明神丸」の左舷にずらり並んだ漁師たちが、さおを手に慌ただしく釣る場所を変え始める。 ...
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