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漁の詩 高知の漁業最前線
「漁」と書いて「すなどり」と読む。魚や貝をとる人、すなわち漁師のこと。万葉集にも出てくる古語だ。漁業は古代から高知県基幹産業の一つだが、魚価下落や燃料高騰、後継者不足に悩まされ続けている。
65記事
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漁の詩 高知の漁業最前線
「漁」と書いて「すなどり」と読む。魚や貝をとる人、すなわち漁師のこと。万葉集にも出てくる古語だ。漁業は古代から高知県基幹産業の一つだが、魚価下落や燃料高騰、後継者不足に悩まされ続けている。
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Vol.11
漁の詩 高知の漁業最前線(11) 第2部 だし文化復権へ(1)
超人気店を経営するラーメン職人の前島さん。彼のラーメンに土佐清水の宗田節は欠かせない(東京都世田谷区の「せたが屋」本店) 「漁の詩」第二部では、宗田節に注がれる全国の関係者の視線とともに、基幹産業とし...
Vol.12
漁の詩 高知の漁業最前線(12) 第2部(2) 雑節、されど高級品
和食の老舗「美々卯」でも、だしの決め手は宗田節だ(大阪市中央区) ラーメン界の“風雲児”、「せたが屋」経営者の前島司さん(45)=高知市出身=も惚(ほ)れ込む宗田節。だが古来、日本人に広く愛されてきた...
Vol.13
漁の詩 高知の漁業最前線(13) 第2部(3)「名古屋の味」に定着
他県産のさまざまな節とともに積まれている土佐清水産の宗田節(名古屋市の「鵜飼商店」朝日工場) 運ばれてきた土鍋の中で、濃い茶色のだしがぐつぐつたぎっている。食欲をそそる香り。一口すすって、赤みそ特有の...
Vol.14
漁の詩 高知の漁業最前線(14) 第2部(4)つきまとう品薄不安
土佐清水市で毎春行われる宗田節の入札会。全国から集まった節問屋が品定めをする(18年4月、同市浦尻の土佐清水鰹節水産加工業協同組合) 土佐清水沖で捕れたメジカが、宗田節として都市圏の老舗料理店や有名店...
Vol.15
漁の詩 高知の漁業最前線(15) 第2部(5)伝統復活へ「草の根」
大阪市中央卸売市場には節問屋が集まる一角がある。削りたての節の香りはやはり違う(大阪市福島区野田) 「へぇあんた、鰹(かつお)節屋さんでっか。ええ仕事してまんな。私も子どものころ、ご飯時に削り器で節か...
Vol.16
漁の詩 高知の漁業最前線(16) 第2部(6)見直された古里の味
宗田節でうどんのだしを作る。大人が考える以上に、子どもらは自然の味に敏感だ(土佐清水市下ノ加江) おわんにみそと、ひとつまみの宗田削り節、刻んだネギを入れて、熱湯を注ぐ。そのみそ汁を一口すすった子ども...
Vol.17
漁の詩 高知の漁業最前線(17) 第2部(7)家庭でも本物の味を
節を使ったみそ汁のうま味を教えてくれた宮川さん(高知市十津) 専門店では重宝されるが、家庭ではあまりお目にかかることがない宗田節。しかし、土佐清水市でも輪が広がりつつある「食育」によって、古里の味が見...
Vol.18
漁の詩 高知の漁業最前線(18) 第2部(8)うそのような三セク
125人の雇用を支える「土佐食」の工場(土佐清水市三崎) 自治体と民間が共同出資した地方の第三セクターといえば、赤字、経営不振、補助金頼みといった負のイメージが強い。 だが、値崩れしやすい地元の魚を、...
Vol.19
漁の詩 高知の漁業最前線(19) 第2部(9)つながる「海」と「山」
ボサ用に雑木を伐採し、切りそろえる藤野さん親子(土佐清水市浦尻) メジカ漁と宗田節の製造業。土佐清水の「海」の基幹産業が、実は「山」とも深いかかわりがあることはあまり知られていない。 宗田節を作る際、...
Vol.20
漁の詩 高知の漁業最前線(20) 第2部(10)清水の宗田は純国産
土佐清水で最大級の節納屋。37人の従業員が忙しく立ち働く(土佐清水市下ノ加江の「浅井水産」) 「そうそう。土佐の宗田節といえば百パーセント、メード・イン・ジャパンの節やったな。今ではそんな産地、極めて...
24時間
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1ヶ月
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海岸沿いにたこ焼き香る 素朴な味、半世紀続くレトロな店内 癒やし求め常連今も―ちいきのおと(171)灘(黒潮町)
GWはや終盤 日曜市、ひろめ市場...高知市中心部にぎわう
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直前にトラック急旋回か、群馬 3人死亡事故、運行記録に残る
窃盗未遂で男を現行犯逮捕 高知東署
小社会 あんまりじゃないか
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