「闇ルートで県外に流せば、1キロ400万円の時も」…。近年、採捕量の激減から取引価格が高騰するニホンウナギの稚魚、シラス。「白いダイヤ」と呼ばれ、人々の欲望を引き付ける。全国的に密漁や闇取引が横行する中、仁淀川や四万十川という全国屈指の好漁場を抱え、「日本で1番採れる」という高知から、謎の多いシラス漁と流通の実態に迫る。2021年度新聞協会賞受賞。(高知新聞取材班)
シラスウナギの光と闇
1
許可はおいしい権利
2
採るもんは、静か
3
紅白らみゆう場合か
4
強い人間が、稼ぐ
5
突如、ゴールドラッシュ
6
春野が全国の養鰻変える
7
他にはない仕組み
8
表と裏 生まれた二重価格
9
捕まっても10万円
10
ガサや、動くな!
11
万じゃない、億が動く
12
用心棒、取引に触手
13
飯のタネ、手放さん
14
闇が介在できる余地
15