2021.01.10 08:45

追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第一部 採捕(7)春野が全国の養鰻変える

塩田暉郎さんが半世紀前に造ったハウス養鰻の池。今でも現役だ(高知市春野町森山)
塩田暉郎さんが半世紀前に造ったハウス養鰻の池。今でも現役だ(高知市春野町森山)
 「高知の養鰻(ようまん)じゃあ、わしが一番おじいかのう」

 高知市春野町森山の自宅横にある養殖池を訪ねると、塩田暉郎(きろう)さんが「がはは」と笑って迎えてくれた。

 御年84歳。春野の小さなビニールハウスから日本の養鰻の歴史を変えた人物と言っていい。

 トマト農家だった塩田さんがウナギに目を付けたのは、県内がシラスウナギの「ゴールドラッシュ」に沸いた1970年。土建業の友人とコンクリートで固めた露地の池を造り、2月にシラスを入れてみた。

 が、「1週間もせんうちに病気になった。全滅よ」。...

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