2024.05.18 08:41
離婚後の共同親権導入 高知県内にも懸念の声 見えないDVを判断できるか
DV被害者らが一時避難する民間シェルター(高知市内)
「死にたいけど、子どもは置いていけない。どうすれば…」
電話口からか細い声で女性が訴えてきた。夫から日常的にののしられ、生活費もわずかしか渡されない。病院でうつ病の診断を受けた。身体的暴力はなく、外づらもよいため周囲に分かってもらえない―。
高知市のボランティア団体「高知あいあいネット」には、DV被害者からこうした相談が次々と寄せられる。年間30~40人の避難や転居に関わっており、…