2024.04.29 08:34
幸せ運ぶコウノトリ飛来 高知県中部の田んぼ
ぱくりと餌を食べるコウノトリ(県中部)
国の特別天然記念物コウノトリ1羽が、県中部の田んぼに飛来した。「幸せを運ぶ」といわれる鳥が、大型連休を高知で過ごしている。
体高約1メートルと大型の水鳥。国内の野生種は1971年に絶滅し、現在見られるのは人工繁殖で放鳥されたり、その鳥が親となってできたりした子たちだ。
人工飼育や保護に取り組む兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(同県豊岡市)によると、高知に飛来した個体は、識別用の足輪から、2020年3月に徳島県で生まれた雄の「渦」とみられるという。
28日、太陽が昇り始めた午前5時20分ごろ。大通りから少し離れた田園地帯に、…