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2024.03.30 08:40

「まきのさんの道の駅」に遊具公園 高知県佐川町 3/30オープン

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障害の有無や年齢に関係なく遊べるよう工夫を凝らした遊具が配置された「まきのさんの公園」(佐川町加茂)

障害の有無や年齢に関係なく遊べるよう工夫を凝らした遊具が配置された「まきのさんの公園」(佐川町加茂)

 佐川町が同町加茂の「まきのさんの道の駅・佐川」敷地内に整備していた遊具公園が完成し、29日に同公園駐車場で記念式典が行われた。インクルーシブをコンセプトにして遊具に工夫を凝らし、障害の有無や年齢に関係なく、誰もが楽しく交流して遊べる公園とした。30日から利用できる。

 同町出身の植物学者、牧野富太郎にちなんで「まきのさんの公園」と名付けられた。約3千平方メートルの園内には、跳んだり滑ったりできるふわふわドーム、障害者や健常者が横になって乗れるブランコ、滑り台やロープ登りなどを備えた複合型遊具を配置。乳幼児が安全に遊べるエリアも設け、公園東側には約40台を止められる専用駐車場を整備した。

 昨年2月から総事業費約1億7600万円をかけ、工事を進めてきた。隣接地には、昨年7月にオープンし、既に来館者が5万人を超している「佐川おもちゃ美術館」があり、今後は相乗効果も期待される。

 式には約40人が出席し、片岡雄司町長が「公園が多くの皆さんに愛されることを祈っている」とあいさつ。出席者が園内を見学し、遊具の遊び方などを確認して完成を喜んでいた。

 利用時間は午前8時~午後6時。(乙井康弘)

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