2024.01.09 08:30
「地だね」記事 より早く アプリに「サキヨミ」機能―デジタルPlus
高知新聞の紙面には、オール地だねで作る「こうちワイド面」のニュースのほか、社会面の事件・事故、運動面や学芸面などの読み物・告知など、日々40~50本の地だねを掲載。そのほぼ全てをPlusでウェブ発信しています。
地だねをより早く公開し始めたウェブサイト「高知新聞Plus」のパソコン画面
しかし、スマートフォンやSNS全盛の昨今は、情報の受発信の環境が大きく変化。紙面掲載前の記事を会員限定のいわゆる「鍵かけ」にし、自社のニュースサイトで公開する新聞社も増えています。
■1月9日からプッシュ通知
こうしたデジタル環境を踏まえ、高知新聞Plusでも昨年10月から、紙面に載る前の記事を随時公開しています。
例えば、昨年12月26日付のこうちワイド面を飾った「大谷グラブだ 野球しようぜ」。
大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手から県内の小学校にグラブが届いた―という記事は、掲載前日の25日午後6時半に公開。この日は他に、絵本作家の柴田ケイコさんが巨大絵馬を奉納した記事など、昼から夜にかけて計9本を仕上がり次第アップしました。
掲載前の記事はいずれも鍵がかかっていますが、1日8~10本程度を午後に公開しており、Plus会員なら先に読めます。また、サイト運用の変更に合わせ、昨年11月にスマホやタブレットの専用アプリ(高知新聞電子版)に「サキヨミ」機能を追加。きょう9日夜からプッシュ通知で先読み記事をお知らせします。
専用アプリの「サキヨミ」機能は一覧性も高い
■「日常使い」のサイトへ
高知新聞社は、18年3月にPlusを商品化。ウェブサイトと電子新聞「紙面ビューア」の両方で、場所や時間を選ぶことなく高知新聞の記事をご覧いただいています。
今回の運用見直しは、Plus会員の利便性アップだけでなく、ニュースや情報の受け手である県民・読者とデジタルでつながる取り組みの一つです。
スクープ、速報から新店情報、ウェブ限定コンテンツまで。開くたびに新しい記事が読め、多くの人に「日常使い」をしてもらえるサイトへ―。そんな目標を掲げ、日々の出来事をお届けしている高知新聞Plusをよろしくお願いします。(メディア企画部)
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