2023.04.24 16:15
アフガン、再びテロの温床 W杯で自爆計画と米機密文書
アフガニスタン・カブールのモスクに集まったイスラム教徒ら=21日(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】23日付の米紙ワシントン・ポストは、交流サイト(SNS)に流出した米機密文書を基に、アフガニスタンが駐留米軍の撤退後、再びテロの温床になっていると米国防総省が分析していると報じた。過激派組織「イスラム国」(IS)系勢力が昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会での自爆テロなど国外の襲撃を計画していたという。
米国はアフガンに部隊を置かなくても無人機による空爆でテロの脅威に対応できるとの立場を示しているが、過激派が米国の力の空白を突く形で影響力を増していることが浮き彫りとなった。