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2023.03.16 08:45

高知新港寄港がV字回復中 客船は2023年度に予約最多 貨物は5年で4倍目標

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第3期振興プランで存在感アップを目指す高知新港。外国客船の寄港数が増加している(高知市仁井田=山下正晃撮影)

第3期振興プランで存在感アップを目指す高知新港。外国客船の寄港数が増加している(高知市仁井田=山下正晃撮影)

 新型コロナ禍の落ち着きとともに、高知新港(高知市)への外国客船の寄港回数がV字回復している。2020、21年度の寄港ゼロから、22年度は3月だけで7回、23年度は既に過去最多の43回の予約が入り、23年度からの第3期高知新港振興プラン(5年間)で示す「年40回」を初年度からクリアする勢い。県はさらに、落ち込んだコンテナ貨物量を「5年で4倍」に引き上げる目標も掲げ、攻勢をかける構えだ。

 新港への外国客船の寄港は、15年度までは年に数回程度だった。それが14年5月のメインバース(岸壁)の運用開始や、中国中心のアジア発着クルーズの増加により、16年度24回▽17年度33回▽18年度28回▽19年度23回―に増加。20年度以降はコロナ禍でゼロが続き、今年3月10日の外国客船寄港は実に3年3カ月ぶりだった。

 県港湾振興課によると、23年度の43回の予約は、欧米や日本の企業がチャーターした外国客船という。「欧米船は直前のキャンセルが少ない。目標をクリアできそうだ」とする。…

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