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2023.03.08 17:04

総務省「捏造考えにくい」 放送法文書、正確性精査

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 参院予算委で立憲民主党の小西洋之氏(右端)の質問を受け、放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書について答弁する高市経済安保相=8日午後

 総務省の今川拓郎官房長は8日の参院予算委員会で、放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書を巡り「一般論として行政文書の中に捏造があるとは考えにくい」と述べた。松本剛明総務相は正確性が確保されておらず「精査中だ」と説明した。総務相として文書に登場する高市早苗経済安全保障担当相は文書中にある安倍晋三元首相との電話を含め関与を全面否定した。野党は、政権の圧力で法解釈が変更されたとして撤回を求めた。


 文書には2014~15年、礒崎陽輔首相補佐官(当時)がTBS系情報番組でコメンテーター全員が同じ主張をしていたと問題視し、総務省と解釈を巡る協議を重ねた経緯が記されている。立憲民主党の小西洋之氏が入手し、松本氏が7日に行政文書だと認めた。


 高市氏は自身の記載がある4枚の文書はいずれも捏造だと繰り返し主張。放送法の解釈について安倍氏と電話で話したことはないとした。礒崎氏が放送行政に関心を持っていたと知ったのは今年3月になってからだと説明した。

(c)KYODONEWS

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