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2023.02.17 16:10

首相、元秘書官の差別発言を陳謝 LGBT支援団体と面会

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 LGBTなど性的少数者の支援団体の関係者と面会する岸田首相(右から2人目)。右端は小倉共生社会相=17日午後、首相官邸

 岸田文雄首相は17日、LGBTなど性的少数者の支援団体の関係者と官邸で面会した。元首相秘書官の荒井勝喜氏の性的少数者に対する差別発言に関し「心からおわびを申し上げたい」と陳謝した。同性婚の法制化を巡り「社会が変わってしまう」とした自らの国会答弁については「法律、制度が変わるという意味で使った。制度を議論していく必要があるとの趣旨だ」と釈明。LGBT理解増進法など個別の法整備には言及しなかった。


 差別発言後、首相が関係者に直接陳謝したのは初めて。女性活躍担当の森雅子首相補佐官にLGBT理解増進の担務を17日付で追加した。


 首相は荒井氏の発言について「不当な差別と受け取られる極めて不適切なものだ。多くの方に不快な思いをさせた」と説明。政権の目指す社会像として「多様性が尊重され、全ての人々が互いの尊厳を大切にする社会を目指すべく努力しなければならない」と表明した。支援団体関係者の意見を参考にするとともに、LGBTの理解増進に向けた取り組みを進めるとした。

(c)KYODONEWS

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