2022.12.16 17:44
25年世界陸上、9月開催 「快適さ」理由、酷暑を考慮
【ジュネーブ共同】世界陸連のセバスチャン・コー会長は15日、オンラインで取材に応じ、東京で2025年に開催する陸上の世界選手権を9月13~21日の日程とした決定について、7~8月の厳しい暑さと比較し「選手の快適さを考慮したことが大きな理由」と述べた。日本側が夏の酷暑を懸念し、9月中旬の開催を求めていた。大会は19年ドーハに次ぎ、史上2番目に遅い開幕となる。
東京五輪・パラリンピックを巡る汚職、談合事件の捜査が続いているが、3年後の世界選手権実施は「何も心配はいらないだろう」と語り、世界陸連のガバナンス(統治)に自信を示した。