2022.09.06 08:35
牧野植物園行き無料バス毎日運行 9/9から、高知新港発着 整備工事で駐車場大幅減
大型連休中、牧野植物園入り口前で観光客らを乗せるシャトルバス
同園には、2カ所合わせて乗用車183台、バス8台の駐車場がある。年明けから南園で進む新研究棟の工事(来春完成予定)の影響で竹林寺側の第2駐車場が利用できず、スペースは120台ほどに。このため、土日祝日やお盆にシャトルバスを運行してきた。
9月からは長年の渋滞解消に向け、入り口近くの第1駐車場でも拡張の工事(40台分増)が始まり、スペースはさらに減る見込み。11月初旬から12月末までは51台しか確保できず、バスの駐車場所もないという。
そこで、高知新港の臨時駐車場(100台)から発着するシャトルバスを、毎日午前9時半~午後5時20分に30分ごとに運行する。
工事が終了する来年2月中旬には156台となり、4月からすべてのスペース(乗用車225台、バス6台)が利用可能となる。2月にはNHK連続テレビ小説「らんまん」放送に合わせた博覧会「牧野博士の新休日」のプレイベントが開かれる予定で、バスの増便も検討しているという。
3年ぶり観月会 9/9~11
バスの毎日運行が始まる9日から、竹林寺と同園で「五台山観月会」が3年ぶりに開かれる。11日まで。
同園の南園に設ける特設ステージでは、クラシックギターの演奏や、竹林寺の海老塚和秀住職が五台山の歴史を語る夜話もある。午後5~9時まで。(浜田悠伽)