2022.07.20 17:18
鳥取ガス社長、新航空会社を設立 24年就航、地方路線を展開
欧州の航空機メーカー関係者らと写真に納まる鳥取ガスの児嶋太一社長(中央)=18日、英南部ファンボロー(鳥取ガス提供)
鳥取ガスの児嶋太一社長が地域航空会社「フィールエアホールディングス(HD)」(東京)を設立したことが20日、分かった。成田空港(千葉県)や鳥取県の空港を拠点とし、大手や格安航空会社(LCC)が参入していない地方間の路線を展開する予定。小型プロペラ機を導入し、2024年4月の就航を目指す。
新会社は6月23日に設立し、筆頭株主の児嶋氏が会長に就いた。社長は慶応大名誉教授の井手秀樹氏が務める。鳥取ガスは出資していない。
まずは24年に成田を拠点とした路線を展開。花巻空港(岩手県)や小松空港(石川県)などと結ぶことを検討する。