2022.07.07 09:56
米、北朝鮮サイバー攻撃で警告 医療機関狙い身代金要求
【ワシントン共同】米連邦捜査局(FBI)などは6日、北朝鮮のハッカーが昨年5月以降、医療機関を狙って身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」を使ったサイバー攻撃を仕掛けていると警告を出した。被害件数など詳細は明らかにしていないが「長期間にわたり医療サービス停止に追い込まれたケースもある」と指摘した。
北朝鮮ハッカーが使っているのは「マウイ・ランサムウエア」と呼ばれるウイルス。医療機関の電子カルテなどのデータが暗号化されたといい、復元する代わりに身代金を要求したとみられる。
FBIなどは、ソフトウエアを最新版に更新するなど対策を取るよう呼びかけた。