2022.06.06 21:02
議長不信任、7日の提出見送り 立民、他の野党に同調要請
立憲民主党の会合であいさつする泉代表=6日午後、国会
立憲民主党は6日、細田博之衆院議長への不信任決議案について、7日の提出を見送る方針を固めた。複数の関係者が明らかにした。他の野党の賛同を得たいとして、7日に同調を呼びかけるとともに、具体的な提出時期を改めて調整する。岸田内閣への不信任決議案についても提出へ検討を急ぐ。立民内では9日に出す案が浮上している。岸田文雄首相は自民党役員会で、内閣不信任決議案検討など立民の動向に関し「政局至上主義だ」と批判した。
細田氏の対応を巡り、立民の泉健太代表は党会合で「セクハラ疑惑について、十分に説明していない」と指摘した。