2022.04.26 09:16
ウクライナの穀物収穫量2割減か 22年、英国防省見通し
【ロンドン共同】英国防省は25日、ロシアの侵攻がウクライナの農業生産を著しく混乱させ、耕作面積の減少により2022年の穀物収穫量は21年よりおよそ20%減るとの見通しを示した。
ウクライナは世界で4番目に大きい農産物生産・輸出国。穀物供給の減少はインフレ圧力をもたらし世界の穀物価格を高騰させ、特に途上国の中でも発展の遅れた後発発展途上国の食料市場や食の安全に「深刻な影響を与える可能性がある」と指摘した。
またマリウポリでウクライナ側が多くのロシア部隊を消耗させ、戦力を低下させているとも強調した。