2022.04.12 12:50
宮城、民間の水道事業開始で式典 県民不安の声に「隠し事しない」
記念式典でテープカットする宮城県の村井嘉浩知事(前列中央)ら=12日午前、宮城県白石市
宮城県が運営権を一括して売却した上下水道・工業用水計9事業で、全国初となる民間企業による運営が4月から始まり、企業と県による記念式典が12日、同県白石市の仙南・仙塩広域水道事務所で開かれた。
運営企業は「みずむすびマネジメントみやぎ」(仙台市)で水処理大手「メタウォーター」(東京)など計10社で構成する。
式典ではみずむすびの酒井雅史社長が、県民から民間運営に不安の声が上がっていることに触れ「事業を約束通り全うし続けることはもちろん、必要な情報のみならず悪い情報もきちんと発信する。隠し事をしない会社を目指す」とあいさつした。