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2022.04.07 08:37

「南津海」何て読む?甘~いかんきつ、実りの季節 香南市香我美町

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濃いだいだい色の「南津海」。収穫シーズン本番を迎えている(香南市香我美町山北)

濃いだいだい色の「南津海」。収穫シーズン本番を迎えている(香南市香我美町山北)

 かんきつ類の栽培がさかんな香南市香我美町で、「南津海(なつみ)」が収穫の季節を迎えている。高い糖度と酸味が特徴で、生産者は「高知の人が好きな味だと思うので、ぜひ食べてほしい」と呼び掛けている。

 ポンカンとカラマンダリンを交配した山口県産の品種で、JA高知県香美地区管内では2010年から出荷している。現在は6人が60アールでハウス栽培し、約20トンを出荷。平均糖度は山北ミカン(約11度)よりも4度ほど高い。

 収穫は3月下旬にスタート。生産者は、直径7~8センチの濃いだいだい色の実を丁寧に摘み取っている。

 同地区果樹部南津海研究会の池添哲治代表(50)によると、酸味が強くなり過ぎないようにするための水と温度管理が難しいそう。それでも、「今年は糖度が高く、最高の出来」と胸を張っていた。県内の量販店のほか、東京、大阪にも出荷されている。(深田恵衣)

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