自民和歌山、１０増１０減反対　「責任重大」と県連会長の二階氏

2022.04.03 16:19

自民和歌山、１０増１０減反対　「責任重大」と県連会長の二階氏

高知新聞社

　自民党和歌山県連は３日の県連大会で、１票の格差を是正する衆院選挙区定数の「１０増１０減」に断固反対する決議を採択した。和歌山は定数３から１減が見込まれており、県連会長の二階俊博元幹事長は「選挙区を減らすと、今だけでなく次の世代も、その次の世代でも回復することはできない。責任は重大だ」と大会後、記者団に語った。

　決議では、国政の運営には人口だけでなく面積や地勢も重要な要素だと強調。定数削減によって山間部の多い県土を人口比に基づいて二分すると生活圏のつながりがない選挙区ができてしまうと訴えた。

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