2022.04.01 16:50
韓国国防相、先制攻撃言及 文政権で異例、北朝鮮警告
【ソウル共同】韓国の徐旭国防相は1日、「北朝鮮の(韓国に対する)ミサイル発射の兆候が明確な場合には、発射地点や指揮・支援施設を精密に打撃できる能力と態勢を備えている」と先制攻撃に言及した。ミサイル部隊の組織改編式での発言として国防省が発表した。
北朝鮮への刺激を避けてきた文在寅政権で国防相が先制攻撃に触れるのは異例。大陸間弾道ミサイル(ICBM)の追加発射など軍事的挑発をエスカレートさせる可能性がある北朝鮮に対し、警告する狙いとみられる。
徐氏は「軍は多様なミサイルを保有し、北朝鮮のいかなる標的も正確かつ迅速に打撃できる」とも強調した。