2022.03.17 11:28
18都道府県、21日で解除へ まん延防止、分科会了承
政府が開いた、専門家らによる基本的対処方針分科会=17日午前、東京都千代田区
政府は17日、新型コロナウイルス対応を巡り、専門家らによる基本的対処方針分科会を開いた。まん延防止等重点措置を適用中の18都道府県について、21日の期限での解除を諮問し、了承された。夕方の国会報告を経て、夜に持ち回りの政府対策本部で正式決定する。まん延防止がどの地域でも適用されていないのは、1月8日以来、約2カ月半ぶりとなる。
分科会で黄川田仁志内閣府副大臣は18都道府県について「新規感染者数が減少傾向で、医療の負荷の低下がみられる」と説明。「医療提供体制の維持強化と社会経済活動の回復に取り組むことが重要だ」と強調した。