2022.03.03 18:06
まん延防止、18都道府県延長 21日まで、13県は解除
マスク姿で東京・銀座を行き交う人たち=2月
岸田文雄首相は3日、新型コロナのまん延防止等重点措置の期限を6日に迎える31都道府県の扱いに関し、関係閣僚と協議した。3日夜の記者会見で、東京、大阪など18都道府県を延長、福岡など13県を解除すると明らかにした。延長幅は21日まで。オミクロン株による新規感染拡大について「落ち着きはあるものの、病床使用率が引き続き高い水準にある」と述べた。当初目指していた6日までの全面的終了には至らなかった。
水際強化措置に関し、首相は1日当たりの入国者数上限を現行の5千人から7千人へ緩和すると表明。「段階的に国際的な人の往来を増やす」と語った。政府は4日に正式決定する。